退職後の流れ(失業給付)

退職後の流れ

給付が受けれる方は、在職中に雇用保険の被保険者として保険料を支払っていた方となります。被保険者の証明である「雇用保険証」は、会社で保管されている場合も多いと思いますが、手続きには必要なのでなくさないようにします。(再発行も可)

 

給付にはいくつかの種類があります。求職者給付、就職促進給付、教育訓練給付、雇用継続給付(育児休業、介護休業)などがあります。どれだけの期間、どれだけの金額がもらえるか、まず求職者給付からみてみましょう。

 

雇用保険の流れ(求職者給付)

 

失業中に給付が受けれる受給期間は、自己都合の場合、会社の都合(特定受給資格者)では違い、被保険者としての期間や年齢で給付できる日数が変わってきます。

 

いずれにせよ、まずハローワークで求職の手続きを行い、失業給付の説明を受けます。失業給付が受けれる受給期間中は、4週間に1回、ハローワークに出向き、都度失業認定を受ける必要があります。

 

受給ですが、自己都合の退職の場合、すぐに受給ができません。受け取るまでに4ヶ月かかります。会社都合による退職の場合は手続き後すぐに受給が開始されます。

受給期間
受給期間 【自己都合による退職】
被保険者での期間 5年未満 5年以上10年未満 10年以上20年未満 20年以上
65歳未満 90日 90日 120日 150日


受給期間 【会社都合による退職】
被保険者での期間 1年未満 1年以上5年未満 5年以上10年未満 10年以上20年未満 20年以上
30歳未満 90日 90日 120日 180日
30歳以上35歳未満 90日 90日 180日 210日 240日
35歳以上45歳未満 90日 90日 180日 240日 270日
45歳以上60歳未満 90日 180日 240日 270日 330日
60歳以上65歳未満 90日 150日 180日 210日 240日
失業給付の金額

失業中、どれくらいの金額がもらえるのかは、人によって違います。一般の被保険者のもえらる金額は、離職する直前6ヶ月間の賃金を元に日額を算出し、給付率などをいれて計算したものとなります。単純にいうと就職していた頃の金額の半分から80%までといったところでしょうか。また、65歳以上い離職した高年齢求職者の場合は、また、支給方法が違います。