退職挨拶状を作成し送る。
退職後、退職の挨拶状をお世話になった人へ送ります。退職が決まれば後任者と取引先へ挨拶まわりを行いますが、すべての人に挨拶ができるわけではありません。在職中にお世話になった人、親交を深めた人たちに退職を知らせ、お礼を述べます。
退職後も長くつきあいが続くこともよくあることです。一時、疎遠になっていても趣味の教室でひょんなことから再会することもあります。今後の抱負や新しく勤務する会社が決まっていれば、あわせてお知らせすることもできます。
なお、退職の挨拶状はハガキ(印刷)で良いのですが、一言手書きを添えるとぬくもりが増します。これまでの感謝を込めて、退職の挨拶状を送りましょう。
退職挨拶状の書き方
・ハガキで良い。
・書き出しは「拝啓」から入る。時候の挨拶(○○の候・・・)
・在職中にお世話になった御礼を述べる。
・近況についてお知らせする。転職が決まっていれば書く。
・転職先の社名はいれない、必要ならば手書きで添える。
・今後のご指導・ご鞭撻のお願いを入れる
退職挨拶状(見本1)
退職挨拶状(見本)
拝啓 ○○の候、ますますご清祥のこととお喜び申し上げます。
さて、私儀 この度、私は○月をもちまして○年間勤務しました中野商事株式会社を円満退社いたしました。在職中には公私ともに格別のご高配を賜りましてありがとうございました。未熟ながら大過なく勤務できましたのも、皆様方のおかげと心から感謝いたしております。
転職先を含め、今後の身の処し方はまだ決まっておりませんが、何卒倍旧のご指導ご鞭撻をいただければ幸いです。
まずは略儀ながら、書面をもちましてごあいさつ申し上げます。
末筆ながら、皆様のご健康とご活躍をお祈り申しあげます。敬具
平成○年○月吉日
〒○○○−○○○○
大阪府○○○○○○○丁目○番○号
坂本あおい