退職の理由

退職の理由

退職の理由,退職手続き,退職願,,退職挨拶状,退職の理由

退職には、自己都合よる退職、会社の都合による退職(リストラ・倒産など)、定年による退職とあります。

 

自己都合よる退職

自己都合よる退職には、その理由として転職、独立、結婚、病気などがあります。まずは上司に退職の意思表示(相談)を行い、退職が決まれば手続きにはいります。

 

退職後に行う手続きは雇用保険の手続き以外は、会社の都合による退職と同じです。雇用保険の給付は会社都合の場合、すぐに始まりますが、自己都合よる退職の場合、3ヶ月給付制限があるのですぐにもらえません。実際最初の振込みまで4ヶ月くらいかかるので要注意です。

 

会社の都合による退職

会社の都合による退職は、倒産・リストラなど個人の意思を超えたところで起こります。2000年ごろから大型倒産も相次ぎ、ここ数年は中小零企業の倒産も増えています。望まない退職なのでたいへんですが、誰でも起こりうることでもあります。

 

リストラも一時ほどではないかもしれませんが、人員削減以外にも労働条件の変更、賃金カット、不当な転勤(契約外)などで退職に追い込まれる場合もあり、あまりにもひどい場合は労働基準法のもと、労働基準監督署に相談することができます。

 

倒産・リストラの場合、次の就職は考えていないということが多いかと思いますが、雇用保険については手続き後1ヶ月から給付金がもらえます。自己都合による退職とはここが違います。

 

定年による退職

定年による退職では、その後、再就職する人、就職せずに悠々自適に暮らす人と2通りになるかと思います。この場合、雇用保険は手続きが違います。再就職する人の場合、雇用保険の手続きに入ります。65歳以上と65歳未満では手続きと金額が変わります。

 

65歳未満の場合、雇用保険の手続き後1ヶ月目から給付金がもらえます。これは通常の4週間に一度失業認定を受けるというものですが、65歳以上の場合、高年齢求職者給付金が一括で支給されるということになります。受給できる金額は65歳未満のほうがかなり多いので、損得でいえば考えてしまいます。


再就職の面接で聞かれる「退職理由」について

再就職の面接で、前の会社の退職理由を聞かれるのも定番ですね。自己都合による退職の場合ですが、前の会社の待遇への不満や愚痴はNGです。仕事への前向きな情熱を相手にアピールすることが大切ですね。倒産・リストラの場合も前の会社を下げる言動はやめましょう。